大切なペットちゃんが旅立ったあと、ふと手元のスマホを開いて、あの子の写真をながめている。
そんな時間を過ごしていらっしゃる方は、きっと少なくないと思います。
「遺影を飾ってあげたいけれど、どの写真を選べばいいのだろう」
「そもそもペットに遺影は必要なのだろうか」
「飾る場所や大きさに、決まりはあるのだろうか」
はじめてのことばかりで、何から手をつければよいのか迷ってしまう。そのお気持ちは、とても自然なものです。
まず、安心していただきたいことがあります。ペットの遺影には、人の葬儀のような厳密な決まりごとはありません。
写真の大きさも、額縁のかたちも、飾る場所も、ご家族が「あの子らしい」と感じられるものを選んでいただいて大丈夫です。
そこで本記事では、遺影に使う写真の選び方から、サイズと印刷方法、フォトフレームの選び方、飾り方の基本レイアウト、飾る場所の考え方、そして「いつまで飾るのか」という問いまでを、順を追って丁寧にご説明します。
いま気持ちの整理がつかない中で読んでくださっている方にも、ひとつずつ進めていただけるよう、実際の手順に沿ってまとめました。あの子との毎日を、これからも穏やかに続けていくための参考になれば幸いです。
ペットの遺影とは|人の遺影との違いと、飾ることの意味

遺影とは、亡くなった方の在りし日の姿を写した写真のことです。ペットちゃんの場合も考え方は同じで、あの子が元気だった頃の姿を一枚の写真にして、手を合わせる場に飾ります。
ただし、人の葬儀における遺影と、ペットちゃんの遺影とでは、成り立ちも決まりごとも大きく異なります。まずはその違いを知っておくと、迷いがぐっと少なくなります。
人の遺影との違い|厳密な決まりごとはありません
人の遺影には、黒い額縁を使う、正面を向いた写真を選ぶ、といった慣習が地域や宗派ごとにあります。
一方でペットちゃんの遺影には、特別な作法や業界で共通した厳密な決まりごともとくにありません。そのため、額縁の色も、写真の向きも、写り方も、基本的にはご家族の自由に選んでいただけます。
ただし、人のお仏壇と同じ場所に飾る場合など、宗派やご家庭によって考え方が異なる場面もあります。気になる場合は、菩提寺にご確認いただくと安心です。
おやつを前にした嬉しそうな顔でも、日なたで丸くなって眠っている姿でも、ご家族が「これがあの子だ」と感じられる一枚であれば、それが正しい遺影です。
愛猫がこちらを見ていない写真や、愛犬が走っている途中の写真を選ばれるご家族もいらっしゃいます。亡くなったペットちゃんの写真に「こうでなければならない」という条件はありません。
遺影を飾ることが、心の支えになる理由
写真を飾ることには、思い出を残す以上の意味があるといわれています。
ひとつは、日々のご供養に「かたち」が生まれることです。写真の前に立ち、おはようと声をかける。その繰り返しが、ばらばらになりがちな気持ちを少しずつ整えてくれます。
もうひとつは、あの子の存在を「悲しい記憶」から「あたたかい記憶」へと、時間をかけて置きかえていく手がかりになることです。
亡くなった直後は、元気な頃の写真を見ると胸が締めつけられるかもしれません。それでも数か月、一年と時が流れる中で、同じ写真を見て笑えるようになるご家族は多くいらっしゃいます。
「写真を見るのがまだつらい」ときは、無理をしなくて大丈夫
ここで、ひとつだけお伝えしておきたいことがあります。
旅立ったばかりの時期は、写真を目に入れることそのものがつらいという方も少なくありません。飾ろうとして手が止まってしまう、涙が出て準備が進まない。そういうことは、けっして珍しくありません。
遺影は、四十九日までに用意しなければならないというものではありませんし、すぐに飾らなければならないものでもありません。
いまは写真をアルバムやスマホの中に置いたままにして、気持ちが少し動いたときに整えても、まったく問題ありません。悲しみとともに過ごす時間もまた、あの子と向き合う自然な過程のひとつです。
なお、ペットちゃんが旅立ったあとの一連の流れについては、ペットが亡くなったらのページでもご案内しています。
何から進めればよいか分からないという方は、あわせてご覧ください。
ペットの遺影に使う写真の選び方|あの子らしい一枚を見つける

遺影づくりで最初にぶつかるのが、「どの写真を選ぶか」という壁です。何百枚もある中から一枚に絞るのは、想像以上に難しい作業だと思います。
ここでは、選ぶときの手がかりになる考え方を、いくつかの角度からご紹介します。技術的な条件と、気持ちの面での基準、その両方から見ていきましょう。
元気だった頃の表情が写っている写真を
多くのご家族が選ばれるのは、闘病中や介護中ではなく、元気に過ごしていた頃の写真です。
毎日目にするものだからこそ、見るたびにあたたかい気持ちになれる姿のほうが、長く飾りやすいといわれています。
一方で、最期の日々に寄り添った時間を大切にしたいというお気持ちから、介護中の穏やかな寝顔を選ばれる方もいらっしゃいます。どちらが正しいということはありません。
判断に迷ったときは、「これから毎日この子と目を合わせたいか」と自分に問いかけてみてください。
ピント・明るさ・顔の大きさを確認する
印刷して飾ることを考えると、いくつか実用的な確認点があります。
まず、顔にピントが合っているかどうか。全体がぼやけている写真は、引き伸ばすとさらに輪郭がにじんでしまいます。
次に、明るさです。逆光で顔が影になっている写真や、暗い室内でノイズが多く出ている写真は、印刷すると想像以上に沈んで見えます。
そして、写真の中で顔がどのくらいの大きさを占めているかも大切です。遠くから撮った写真は、顔の部分だけを切り取ると画質が粗くなりやすいためです。
黒い毛の子は表情が見えにくく、白い毛の子は明るい場所で白飛びしやすいという傾向もあります。何枚か候補を並べて見比べてみてください。
スマホやSNSの写真から選ぶご家族が増えています
近年は、フィルムや紙焼きではなく、スマホの写真フォルダやSNSに投稿した写真から遺影を選ぶご家族が増えています。
日常の何気ない一枚のほうが、かえってあの子らしさが写っていることも多いものです。
スマホの写真を使う場合は、画像のサイズ(ピクセル数)を確認しておくと安心です。SNSにアップロードした画像は圧縮されて画質が落ちていることがあるため、できるだけ元のデータから探すことをおすすめします。
迷ったときは「一枚に絞らない」という選び方も
どうしても選びきれないときは、無理に一枚に決めなくても構いません。
メインの遺影を一枚決めたうえで、その周りに小さなサイズの写真を数枚並べるご家族もいらっしゃいます。季節ごとに入れ替えて、そのときどきの思い出を飾る方法もあります。
複数の写真を一枚にまとめたコラージュを作る方法もあります。子犬・子猫の頃から晩年までの変化を、ひとつの額の中に収めることができます。
ペットの遺影のサイズと印刷方法|迷いやすい2つのポイント

写真が決まったら、次はどの大きさで印刷するかです。ここは意外と迷いやすく、実際に飾ってから「思ったより大きかった」と感じる方もいらっしゃいます。
サイズは、飾る場所と、そばに置く骨壺の大きさから逆算して決めるのがおすすめです。ここでは代表的なサイズと、印刷の方法をあわせてご紹介します。
よく使われる写真サイズの目安
ペットちゃんの遺影でよく使われるのは、次のようなサイズです。
| サイズ名 | 寸法 | 向いている飾り方 |
|---|---|---|
| L判 | 89×127mm | 骨壺のすぐそばに置く。棚の一角にコンパクトにまとめたいとき |
| KG判(はがきサイズ) | 102×152mm | L判より少し大きく、骨壺と並べながら表情も見やすくしたいとき |
| 2L判 | 127×178mm | 少し離れた棚やチェストの上。座って見上げる位置に飾るとき |
| A4 | 210×297mm | 壁掛けや、リビングの中心に飾って存在感を持たせたいとき |
小さめのお部屋や賃貸のお住まいでは、L判やKG判がなじみやすいです。逆に、少し離れた場所から日常的に目に入るようにしたい場合は、2L判以上を選ぶと表情がはっきり見えます。
骨壺の高さと写真の高さがそろうと、全体が落ち着いて見えます。先に骨壺の大きさを測ってからサイズを決めると、失敗が少なくなります。
印刷する方法とそれぞれの特徴
印刷方法にもいくつか選択肢があります。仕上がりの美しさと、手軽さのどちらを優先するかで選び方が変わります。
| 印刷方法 | 特徴 |
|---|---|
| 自宅のプリンター | すぐに印刷できる。写真用紙を使わないと退色が早い場合がある |
| コンビニのマルチコピー機 | 24時間いつでも印刷可能。L判・2L判に対応していることが多い |
| 写真店・カメラ店 | 保存性に優れた銀塩プリントに対応する店舗が多い。印刷方式は店舗や商品によって異なる |
| ネットプリントサービス | 自宅から注文でき、大きめのサイズや加工にも対応しやすい |
長く飾ることを考えるなら、写真店でのプリントが安心です。色あせに強く、店舗によっては明るさやコントラストの調整も相談できます。
急いで飾りたい場合は、まずコンビニや自宅のプリンターで仮に印刷しておき、落ち着いてから改めて写真店で仕上げるという進め方もあります。
画質が粗いとき、背景が気になるときは
古いデータや遠くから撮った写真しか残っていない場合、引き伸ばすと粗さが目立つことがあります。
その場合は、無理に大きくせず、L判やKG判といった小さめのサイズで仕上げるほうがきれいに見えます。
背景に生活感のあるものが写り込んでいて気になるときは、写真店やネットのサービスで背景をぼかす加工や、単色の背景に差し替える加工を依頼できます。
ただし、加工を重ねるほど「あの子らしさ」が薄れてしまうこともあります。ありのままの一枚のほうが心に残るというご家族も多いので、迷ったときは加工なしのままでも十分です。
フォトフレームの選び方と、フレーム以外の飾り方

写真が仕上がったら、次はそれを収めるフォトフレーム(額縁)です。
人の遺影のように黒縁でなければならない、といった決まりはありません。お部屋の雰囲気と、そばに置く骨壺との調和で選んでいただけます。
素材と色で選ぶ
代表的な素材ごとの印象を整理すると、次のようになります。
| 素材 | 印象と特徴 |
|---|---|
| 木製(ナチュラル色) | やわらかくあたたかい印象。リビングのインテリアになじみやすい |
| 木製(ダークブラウン・黒) | 落ち着いた雰囲気。仏具や陶器の骨壺と合わせやすい |
| アクリル・ガラス | 透明感があり圧迫感が出にくい。狭いスペースにも置きやすい |
| 陶器・樹脂 | 丸みのあるデザインが多く、やさしい印象になる |
| 真鍮・金属 | すっきりとして高級感がある。モダンなお部屋に合う |
選ぶときの目安は、骨壺の色や素材に合わせることです。白い陶器の骨壺なら明るい木のフレーム、布張りの骨袋なら同系色のフレームというように、色数を絞ると全体がまとまります。
骨壺やお花とのバランスを考える
フレームの大きさは、骨壺よりわずかに高いか、同じくらいの高さに収まると落ち着いて見えます。
写真が骨壺より極端に大きいと視線が写真だけに集まり、小さすぎると存在感が弱くなります。実際に骨壺の横に置いてみて、目線の収まりを確かめてみてください。
お花を添える場合は、写真の左右どちらかに寄せると、写真が花に隠れずに見えます。
フレーム以外の飾り方という選択肢
近年は、写真立て以外の飾り方も広がっています。
アクリルスタンドやクリスタルに写真を彫刻したメモリアルグッズは、光を通してやわらかく見えるのが特徴です。
デジタルフォトフレームを使えば、一枚に絞ることなく何十枚もの写真を順番に映し出せます。子犬・子猫の頃から晩年までの姿を、日替わりで眺められるのが魅力です。
名前や旅立った日を刻んだメモリアルプレートを、写真と並べて置くご家族もいらっしゃいます。
飾り方に正解はありません。ご家族が毎日目にしたときに、いちばん穏やかな気持ちになれるかたちを選んでいただければと思います。
ペットの遺影の飾り方|基本のレイアウトと心を込める工夫

写真とフレームがそろったら、実際に配置していきます。
ここでも決まりごとはありませんが、基本のかたちを知っておくと整えやすくなります。まずは写真と骨壺を並べるところから始めてみてください。
写真と骨壺を並べるところから始める
もっともシンプルで、多くのご家族が最初に整えるのが、骨壺と遺影を横に並べるかたちです。
中央に遺骨を納めた骨壺、その隣か少し奥に遺影を置きます。奥行きのある棚であれば、遺影を一段高い位置に置くと視線が自然に集まります。
そこにお花を一輪、お水を一つ添えるだけで、しっかりとした祈りの場になります。最初から多くのものを揃える必要はありません。
なお、ペット仏壇を用意して、その中に写真を納めるという方法もあります。
仏壇の種類や必要な仏具については、ペット仏壇の飾り方の記事で詳しくご説明しています。
首輪やおもちゃを添えて、あの子らしさを添える
遺影のまわりに、生前使っていたものを置くご家族は多くいらっしゃいます。
首輪やリード、お気に入りだった小さなおもちゃ、いつも敷いていたブランケットの切れ端。そうしたものが並ぶと、写真だけのときより、あの子の気配が濃くなります。
火葬のあとに残した遺毛(いもう)を、小さなケースに納めて写真の隣に置く方もいらっしゃいます。遺毛とは、旅立った子の毛を少量だけ残しておくもので、触れられる思い出として大切にされる方が多いものです。
高さは「座ったときの目線」を目安に
飾る高さの目安は、手を合わせるときの姿勢から考えます。
床に座って手を合わせるなら、座ったときの目線よりわずかに高い位置。立ったまま声をかけることが多いなら、胸から目の高さあたりが見やすくなります。
見上げるほど高い位置に置くと、日々の手入れがしにくくなり、地震などで落下する心配も出てきます。安定した平らな面を選び、フレームの背面に転倒防止のシールを貼っておくと安心です。
季節や命日に合わせて、少しずつ変えていく
飾り方は、一度決めたら変えてはいけないというものではありません。
春には小さな花を添え、夏には涼しげな色のマットを敷き、冬には温かみのある布を掛ける。そんなふうに季節を映すだけで、その場所が暮らしの一部として息づいていきます。
お誕生日や命日には、好きだったおやつを少しだけお供えして、写真に向かって一年の報告をするご家族もいらっしゃいます。お供えしたものは、傷む前に半日から一日ほどで下げるのが基本です。
遺影を飾る場所の選び方|写真をきれいに保つために

どこに飾るかは、ご家族が自然に足を止められる場所かどうかで決めるのがいちばんです。
そのうえで、写真という素材の性質上、置かないほうがよい場所もあります。ここでは両方の視点から見ていきます。
ご家族が日常的に過ごす場所へ
もっとも選ばれるのは、リビングです。家族が集まる場所に置くことで、特別な行事のときだけでなく、日々の暮らしの中で自然に声をかけられます。
寝室に飾って、朝と夜に「おはよう」「おやすみ」と伝えているというご家族もいらっしゃいます。
あの子が生前よくいた場所の近くを選ぶのも、ひとつの考え方です。窓辺の日なた、ソファの端、玄関の見える廊下。その子が過ごしていた気配の残る場所は、手を合わせるのにふさわしい場所になります。
避けたほうがよい場所と、その理由
一方で、次のような場所は写真そのものを傷めやすいため、避けておくと安心です。
- 直射日光が長時間当たる窓辺(光や紫外線によって色あせが早く進みます)
- エアコンの吹き出し口の真下や暖房器具のそば(急激な温度変化で紙が反ります)
- 浴室に近い場所や結露しやすい窓枠(湿気でカビや貼りつきの原因になります)
- ものがぶつかりやすい通路や、不安定な棚の上
とくに色あせは、気づいたときには元に戻せません。色あせの進み方は、印刷方式や用紙、日当たりの条件によって大きく変わります。飾る前に、その場所へ日中どのくらい日が差すかを確認しておくことをおすすめします。
日当たりのよい部屋にしか置けない場合は、紫外線をカットするアクリル板やガラスを使ったフレームが役立ちます。ただし、光や熱の影響を完全に防げるわけではないため、まずは直射日光の当たらない位置を選ぶことを優先してください。
方角に厳密な決まりはありません
「東向きがよい」「北向きは避けるべき」といった話を目にすることがありますが、ペットちゃんの遺影に方角の厳密な決まりはありません。
それよりも優先していただきたいのは、直射日光や湿気を避けられること、そしてご家族が毎日そこに立ち止まれることです。
手を合わせやすく、あの子のことを思い出せる場所。それが、いちばんふさわしい置き場所です。
ペット火葬からご供養まで|ペットセレモニーモアナのご紹介

遺影を整えるうえで前提になるのが、火葬のときにお写真とお骨をどう残せるか、という点です。
ここで、茨城県古河市を拠点に訪問型のペット火葬・葬儀を行っている、ペットセレモニーモアナのご案内をさせてください。古河市を中心に、茨城・栃木・埼玉・群馬・千葉の対応エリアへ、移動火葬車でご自宅までお伺いしています。
お伺いできる市町村は決まっておりますので、お住まいの地域が含まれるかどうかは、お電話でもご確認いただけます。
施設まであの子を連れて行く必要がなく、住み慣れたお家からそのままお見送りいただけるのが、訪問型のいちばんの特長です。ご近所への配慮が必要な場合も、事前にご相談いただければ静かに進行いたします。
お電話で対応したスタッフが、そのままご自宅へお伺いする一貫対応をとっているため、はじめての方にも落ち着いてご利用いただいています。おかげさまで、Googleの口コミでも高い評価をいただいております。
プランに含まれるお写真プリントについて
モアナでは、お別れの儀・火葬・お骨上げの組み合わせによって5つのプランをご用意しています。
その中でもっとも多くお選びいただいている「モアナ個別葬儀」では、骨壺・骨袋・献花用のお花に加えて、お写真プリント(遺影用のKGサイズと、骨袋に納める小さなサイズ)が料金に含まれています。
つまり、火葬を終えてご家族のもとへお戻りするときには、遺影として飾れる写真と骨壺がそろった状態になります。あらためて写真店を探さなくても、その日から手を合わせる場所を整えていただけます。
施行に必要なものはプラン料金に含まれた明朗会計で、内容が分かりやすいかたちでご案内しています。
なお、出張料金はお住まいのエリアによって異なりますので、詳しくは対応エリアのページまたはお電話でご確認ください。
ひとつだけ、お伝えしておきたいことがあります。ペット火葬の業界では「個別火葬」「合同火葬」といったプラン名が業者ごとに統一されておらず、同じ名称でも実際の内容(お別れの儀の有無、お骨上げの方法、返骨の可否など)が大きく異なります。
名称だけで判断せず、「どのような流れで、何をしていただけるのか」を、ご依頼される業者に直接ご確認いただくことをおすすめします。
各プランの詳しい内容はプランのご案内ページに記載しております。
実際にご利用いただいたご家族からのお客様の声も掲載していますので、雰囲気を知る手がかりとしてご覧いただければ幸いです。
24時間お電話を受け付けております。まだお別れが来ていない段階でのご相談や、お見送りを終えたあとのご供養についてのご質問も、お受けしております。
フリーダイヤル:0120-228-785(24時間受付)
ペットの遺影はいつまで飾る?その後の向き合い方

「遺影はいつまで飾ればいいのですか」というご質問を、よくいただきます。
結論からお伝えすると、期間に決まりはありません。一年で片づけるご家族もいれば、十年以上飾り続けるご家族もいらっしゃいます。
期間に決まりはなく、ご家族の気持ちが基準です
人の場合は四十九日や一周忌といった節目がありますが、ペットちゃんのご供養にはそうした宗教的な取り決めがありません。
ですから、「そろそろ片づけたほうがいいのだろうか」と気にされる必要はありません。飾っておきたい間は、いつまでも飾っていただいて大丈夫です。
逆に、飾ることが心の負担になっているなら、一度しまうという判断も自然なことです。しまうことは、忘れることではありません。
節目に飾り方を変えるという方法
一周忌や三回忌のタイミングで、飾り方を少し変えるご家族もいらっしゃいます。
たとえば、大きめの遺影をリビングの中心に飾っていたものを、小さなサイズに替えて棚の一角に移す。あるいは、デジタルフォトフレームに切り替えて、たくさんの写真を日替わりで眺めるかたちにする。
飾る場所や大きさが変わっても、想いの深さは変わりません。暮らしの変化に合わせて、無理のないかたちへ移していく方法もあります。
飾らなくなった写真は、どうすればよいか
飾るのをやめた写真は、アルバムや思い出箱に納めて保管される方がほとんどです。
紙の写真は湿気に弱いため、防湿ケースやチャック付きの袋に入れ、直射日光の当たらない場所で保管すると長持ちします。あわせて画像データをクラウドや外付けの記録媒体に残しておくと、紙が傷んでも姿は残ります。
どうしても手元に置いておくのがつらい場合は、寺院や霊園で行われているお焚き上げに納めるという方法もあります。対応の可否は施設ごとに異なりますので、事前にご確認ください。
いずれの選び方も、あの子への想いを損なうものではありません。ご家族が穏やかでいられる方法を選んでいただければと思います。
多頭飼いのご家庭や、小さな子のご家族へ

ご家庭の状況によって、遺影の飾り方に迷われる場面があります。ここでは、実際によくいただくご相談を3つ取り上げます。
先に旅立った子と並べて飾るとき
複数のペットちゃんと暮らしてこられたご家庭では、先に旅立った子の遺影とどう並べるかを悩まれることがあります。
並べる順番に決まりはありませんが、旅立った順に左から並べる、あるいはサイズをそろえて横一列にする、といった整え方をされるご家族が多いようです。
同じデザインのフレームでそろえると、全体に統一感が出て落ち着いた印象になります。それぞれ性格の違う子たちですから、フレームの色を変えて、その子らしさを表すという方法もあります。
ハムスターや小鳥など、小さな子の遺影
ハムスター、うさぎ、フェレット、ハリネズミ、小鳥など、小さな体の子と暮らしてこられたご家族から、「うちの子でも遺影を飾っていいのでしょうか」というご相談をいただくことがあります。
もちろんです。体の大きさと、そばにいた時間の重さは関係ありません。
小さな子の場合、骨壺も小ぶりになりますので、L判やそれより小さいミニサイズの写真立てを選ぶと、全体のバランスがとりやすくなります。
なお、小動物の遺骨は、火葬後に残ることは多いものの、体の大きさや骨の状態によって残り方には個体差があります。気になる点は、ご依頼の前にお問い合わせいただければと思います。
今いる子と暮らしながら飾るとき
ほかにペットちゃんがいるご家庭では、遺影のまわりに置いたお供えものやお花に、その子が触れてしまうことがあります。
倒れにくい重さのあるフレームを選ぶ、扉のある棚の中に飾る、届かない高さに置くといった工夫で、安全に飾ることができます。
とくに猫ちゃんと暮らしているご家庭では、お花の種類にご注意ください。ユリ科の植物は猫にとって毒性が強く、花びらや葉だけでなく、花粉や花を活けていた花瓶の水に触れただけでも急性腎障害を起こす可能性があるとされています。
ユリ類は飾らないことをおすすめします。ほかのお花を選ぶ場合も、猫ちゃんが口にできない場所に置くことが基本です。
なお、造花やプリザーブドフラワーであれば安全というわけではありません。かじって飲み込むと消化管に詰まる恐れがあります。いずれの場合も、届かない高さや扉のある棚に飾ってください。
すでに口にした様子が見られる場合は、様子を見ずに動物病院へご相談ください。
ペットの遺影の飾り方に関するよくある質問

最後に、実際にご家族から寄せられることの多いご質問をまとめました。
Q1. ペットの遺影は必ず用意しなければいけませんか
いいえ、必ず用意しなければならないものではありません。
写真を飾らなくても、あの子を想う気持ちが変わるわけではありません。スマホの中に大切に残しておくというかたちでも十分です。ご家族が心地よいと感じる方法をお選びください。
Q2. 人の遺影と同じ部屋に飾ってもよいですか
同じ部屋に飾って問題ありません。
ただし、宗派やご家庭、菩提寺の考え方によって受け止め方が異なる場合があります。気になる場合は、同じ部屋の中でも別のスペースを設けて飾られるご家族が多いようです。
Q3. 遺影の写真は、いつまでに用意すればよいですか
期限はありません。
火葬の際に棺へ写真を添えたいという方もいらっしゃいますが、入れられる紙質や枚数は業者によって異なりますので、事前にご確認ください。
遺影として飾る一枚は、気持ちが落ち着いてから選んでいただいて大丈夫です。何か月か経ってから整えるご家族も多くいらっしゃいます。棺へ入れる写真とは別に、手元に残す分を分けておくと安心です。
Q4. 賃貸住宅でも遺影を飾れますか
飾れます。
壁に穴を開けずに済む置き型のフォトフレームや、はがせるフックを使った壁掛けタイプであれば、退去時の心配もありません。棚の上やチェストの上に、骨壺と並べて置くかたちがもっとも手軽です。
Q5. 写真データしか残っていない場合はどうすればよいですか
写真データがあれば十分です。
コンビニのマルチコピー機やネットプリントサービスを使えば、データから直接プリントできます。画質に不安がある場合は、写真店に持ち込んで相談すると、印刷可能な最大サイズを教えてもらえます。
Q6. 遺影に文字や名前を入れることはできますか
できます。
名前や旅立った日を写真の中に入れることも、別途メモリアルプレートを作って添えることも可能です。写真店やネットの印刷サービスで対応しているところが多くあります。文字を入れるかどうかは、ご家族のお好みで決めていただいて構いません。
まとめ|あの子といつまでも、穏やかに過ごすために

ペットの遺影の飾り方に、厳密な決まりはありません。
選ぶ写真も、サイズも、フレームのデザインも、飾る場所も、ご家族が「あの子らしい」と感じられるものが、いちばんふさわしい選択です。
迷ったときは、元気だった頃の表情が写っている一枚を選び、骨壺の隣に置いて、お花を一輪添えるところから始めてみてください。それだけで、毎日声をかけられる場所が生まれます。
そして、いつまで飾るかも、ご家族の気持ちが基準です。焦って整える必要も、無理に片づける必要もありません。
そのうえで、遺影として飾る写真とお骨を、きれいなかたちでお手元にお返しできるかどうかは、火葬をどこにお願いするかによって変わってきます。
ペットセレモニーモアナでは、住み慣れたご自宅からのお見送りを大切にしながら、お骨を一つひとつ丁寧に整えてお返しする訪問型のペット火葬・葬儀を行っています。
もっともご利用の多いモアナ個別葬儀には、遺影としてお使いいただける写真のプリントも含まれています。
「これからのことを少し相談したい」「まだ先のことだけれど話を聞いておきたい」といったご相談も、24時間お電話でお受けしております。どうぞお気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル:0120-228-785(24時間受付)





